放送大学

放送大学を見る。最近は放送大学をよく見ているのです。なんだかいっつも同じ先生の講義を聴いてる気がする。地球環境についての講義。何日か前に印象的だった部分をひとつ。「地球というのはつくづく不思議だなあと思うんです」と先生。「地球の表面は水に覆われているわけですが、この水というのは摂氏0℃から100℃のあいだでしか存在できないわけです。0℃以下になったら液体ではなく固体の氷になるし、100℃を超えたら気体の水蒸気に変化してしまうわけです。これは本当に不思議なことです」と。これはほんとそうだなあとぼくも思いました。大量の水が存在する、ということだけから見ても、地球はとても不思議な惑星なんですね。不思議というか、奇跡的というか。たとえば水星の表面温度は昼は400℃、夜は-160℃まで下がる。火星の表面温度は冬の極点で-133℃、夏の赤道付近で27℃、平均表面温度は-55℃といわれています。これでは恒久的に水が存在できない。そして生命の存在にはこの水の存在が必要不可欠なわけです。