鉛筆の夢

僕は遅刻して学校に行く。自分の教室に入るともう授業は始まっている。席に着き、まわりを見渡すと、みんな凄い勢いで教科書のページをめくって勉強している。教師は数学を教えている。だがみんなが緑色の表紙の理科の教科書を見ているということに教師はまったく気付いていない。僕は筆記用具を鉛筆一本しか持っていないのに、それも折ってしまう。左隣の席には松本人志が座っている。僕は彼に折れた鉛筆を見せて言う。
「松本くん、鉛筆貸してよ」
松本人志は僕の鉛筆を手に取り、折れた芯に触り、直してから僕に返すが、芯はすぐに取れる状態になっているので、それをもう一度渡すと、彼は机の中から寿司を取り出して、カツ丼食べる?と聞いてくる。だがその寿司は偽物だ。彼はニヤニヤと笑いながら結局は鉛筆を貸してくれた。