牛角の天使

ひさしぶりに焼肉屋に行ったが、肉をあまり食べなかった。すごく愛想がよく気っぷのいい感じの肝っ玉母さんみたいな店員さんがいて、感心したのだが(ビールが減っているのを見ると「もう一杯お持ちしましょうか!」と声をかけてくれる。まるでおごってくれるみたいに!)、ぼくたちが店を出るときにその店員さんは仕事を終えて家に帰るところで、なんと彼女は女子高生だった。制服を着ていた。びっくり。ああいうのは一種のというか立派な才能で、飲食店の精のようでした。牛角の天使。高校生にしておくのはもったいない。